ネット上で見るキャリコは、殆んどがパッチド、トーティーシェル

日本語で表現される三毛猫は、黒、赤、白の三色を持つ猫全てを三毛猫といいます。

希釈因子の有る場合、黒はブルー、赤はクリーム、白は白という薄められたカラーになり、これも三毛猫です。

 

 三毛=キャリコではありません

登録団体登録基準では、三毛猫を区別しての登録になります。三毛は全てキャリコ(ダイリュート)とはならないのです。

当舎では毛色に関して、より正確な表現、登録をするよう務めています。


😸NET上、キャリコと表記の子猫を見ると

(一例=登録団体、猫種により表現に違いあり) 

◉シルバーパッチドタビー&ホワイト

◉ブラウンパッチドタビー&ホワイト

◉シェ―デッド(シルバー)トーティーシェル&ホワイト

◉シルバースモークパッチドタビー&ホワイト、など

 

上記カラーの子猫がキャリコとなっている。

三毛で有る事に間違いありません。

【参考画像.1】シルバーパッチドタビー&ホワイト


😸NET上、ダイリュート表記の子猫を見ると

(一例=登録団体、猫種により表現に違いあり)

◉ブルーパッチドタビー&ホワイト

◉ブルートーティーシェル&ホワイト

ブルークリーム&ホワイト

◉シェ―デッドブルートーティーシェル&ホワイト、など

 

上記カラーの子猫がダイリュート となっている。 

※三毛の希釈されたカラーは大変な人気カラーですが、

【参考画像.2】ブルーパッチドタビー&ホワイト



🔴キャリコ、ダイリュートに拘る猫探しのご家族は表記にとらわれず!!

表示カラーだけでなく、以下の点にも関心を持ち、探求する事をお勧めします。

目視での確認=参考画像.1 .2】黒系表現部分がグレー色に近く、そのグレー色部に濃い縞(タビー)が見えれば登録条件からすればキャリコではありません。キャリコの場合、黒系表現部分は濃黒毛、或いは濃いブルーです。又各カラーエリアの輪郭境界が明確で、各々の色に独立感が有ります。バンに多い気がします。このような条件を備えた場合をキャリコと呼ばれます。

従いまして簡単には生まれない為、キャリコ、ダイリュートは希少価値と言えます。

🔴血統書の内容について(登録団体との会話より)

全ての登録団体では申請者の毛色判断に依存し、登録申請書に基づき血統書を発行しているのが現状、確かに全ての申請内容について現物確認は無理とも言えます。血統書に表記されるカラーは申請者(ブリーダー)が決めている事で、此処に申請者の思惑があるようです。”人気カラーだから”、”売価に繁栄できるから”という思いの申請が沢山有るようです。考えて欲しいとの事!!

特に問題になるとは思いませんが注意が必要かもしれません。