子猫の去勢と避妊

ワンちゃんのブームからすでに20数年近くなります。当初、ワンちゃんの場合、雄雌の去勢避妊手術で生来における問題行動の回避について販売者から説明不足があり、また購入者においても、手術に対して関心の薄いところが有ったようです。

 

その結果として、雌は生理でお部屋をよごしオムツをさせられ、でも8ヵ月に1度1週間程度でおさまり、オス犬は足上げのオシッコをする様になる。これは1年中なので飼い主さんにとって非常に苦になる。

 

よってオスは飼育しにくいという風潮が一般的に誤解されて現在に至っています。犬の場合、飼い主様が、訓練法を学ぶ必要があります。

高まる「手術の理解と認識」 

  • 猫ちゃんもその風潮が少なからず伝わり、今日の購入時の選択肢に見受けられます。問題行動として男の子も女の子も”マーキング、スプレー”、があります。
  • 雄も雌も去勢避妊手術をしないで発情など、性成熟が出来た時、家の周りの野良猫も含め、異性を求める事になりますがこれが叶わない時、大きなストレスとなります。これが度重なる事は更なるストレスとなります。
  • 去勢避妊手術を適切な時期に行えば雄も雌も変わりなく穏やかに生活でき、問題行動を回避できると言われています。
  • 手術により回避できる病気もあります。個体差も有りますが3~7か月ぐらいで手術します。早期手術を可能としている獣医さんも存在している様です。
  • 適切な時期とは、獣医さんとご相談してください。まれに、問題行動回避できない事もあるらしいです。女の子で早い子は6か月で発情を起こします。男の子の方が性成熟が遅いです。

こんな事にならないように!!

  • 去勢避妊手術をしないでマーキング、スプレーをするようになってしまった!!。あわてて手術をしても癖として残ってしまう子もいれば、しなくなる子もいますが、どちらになるか判りません。是非、適切な時期の手術をお勧めいたします。

獣医師選びは慎重に

  • 獣医(病院)の技量は全て同じではありません。手術を依頼する時、色々な情報により選択する事をお勧めいたします。(”マーキングを始めたら手術しましょう”と言う獣医様も居るようですが、疑問です?)

去勢・避妊手術によるメリット

  • 性的ストレスがなくなる。
  • 寿命が延びる傾向にある。
  • 望まない妊娠を避けられる。
  • 生理、発情期のストレスから解放。
  • 子宮の病気、乳がんの予防。
  • 飼い主のストレスも解消。
  • 肥満傾向になるが、適切な運動と食事療法で問題なし。