遺伝病の回避と遺伝子検査

 現在、購入者様にも関心をお持ちになる方が増えつつある遺伝病について記載しています。猫にも200~300項目の優性、劣勢遺伝病があるといわれています。検出データーが確立されていない遺伝病項目は沢山あるようです。

検査機関と検査結果の信頼度


重大なる事柄

遺伝子検査機関は国内数社が近年起業しています。(Bio Art アニコム)

上記の検査結果によりブリーダーは信頼しての交配をしています。

ブリーディングの登竜門と考えています。

 

実際に当方では、Bio Artと言う検査機関で検査した猫ちゃんの検査ミスが偶然に発覚し、私活問題になって居ます。

検査ミス発覚直後に、検査ミスの父猫は引退させました。(略・・・・)   

猫ちゃん或はワンちゃんをお迎えしょうとお考えのご家族様におかれましては、選択肢の中に検査済みと有る猫ちゃん或はワンちゃんがいますが、検査済みとショップ、WEBサイト上に表記して有るのも信頼性、又その保証してくれる処は無いと言う事になります。ミス判定から生まれた生体(犬猫)はニャンコキッズでは飼い主様に再検査を依頼し、事を早期に解決しましたが、社会全体のミスから生まれた生体がご家族にわたっている事も否定できない事実です。

検査機関の体質において検査ミスを認めない。認めても責任を取らない。規約文書も言い訳で逃げる。当然ですがミスにより発生した損害について全く保証する事はなく、責任感は無く逃げる体質です。 

 

ひどい話ですが、ブリーダーのモラルとして引き続き検査は”パフォーマンス”として受けてまいります。

この様な事を、一般の皆様 又、ブリーダー様はどう思われますか?


在籍の父母猫の遺伝子検査について


2019/03/05現在・以降(検出データーによ検査できる注目遺伝)

ニャンコキッズは大きな損害を受けた当事者です。全ての検査結果は信頼する事はなく、検査についてはミスされて無いことを願うのは当然です。ニャンコキッズではパフォーマンスという事で検査を実施しています。

ブリーダーを調べた結果沢山の検査ミスが有る事が解っています。

 

PKD(多発性嚢胞腎)優性遺伝

  • ペルシャ (検査結果・ノーマル)
  • ミヌエット(検査結果・ノーマル)
  • マンチカン(検査結果・ノーマル)

PK欠損(ピルビン酸キナーゼ欠損症)劣勢遺伝

  • ペルシャ (検査結果・ノーマル)
  • ミヌエット(検査結果・ノーマル)
  • マンチカン(検査結果・ノーマル)

全ての在籍猫をクリア(ノーマル)としています。(2項目)

交配例と遺伝


 下記の様な図で交配の段階で未確認の交配をした場合をお考えください。

交配による出産確立の図解(遺伝子病)

ノーマル=正常型の遺伝子を持っている猫

・キャリア=正常型と変異型の遺伝子を持っている猫

・アフェクテッド=変異型の遺伝子を持っている猫

推奨される交配

  • ノーマル×ノーマルの交配で産れる子猫(子犬)は全てノーマルです。

【危険な交配】

  • ノーマル×キャリア
    (50%ノーマル・50%キャリアの確率で子が産れる)
  • キャリア×キャリア
    (25%ノーマル・50%キャリア・25%アフェクテッドの確率で子が産れる)
  • キャリア×アフェクテッド
    (50%キャリア・50%アフェクテッドの確率で子が産れる)
  • アフェクテッド×アフェクテッド
    (100%アフェクテッドで子が産れる)

猫の場合は”キャリア×ノーマルは禁止”とされています。

 

犬の場合、理由は解りませんが、雄がノーマルなら雌はキャリアでも良しとされてる???。なぜ?????。不自然???。


遺伝病と回避策