猫について

猫は”自由・奔放・勝手・気まぐれ”な動物といわれます。猫の生態系、他、多方面から感じ取れた事を記載致しました。参考にして頂ければ幸いと思います。

【猫ちゃんと人の年令比較表】

猫ちゃんと人の年令比較表画像(NO.1)
猫ちゃんと人の年令比較表画像(NO.2)
  • 表をご覧頂いて解る事は、猫ちゃんは生まれてわずか1年で人の20倍のスピードで成長しているのです.
  • 1年半以降は人の4倍の速さで歳をとっている事になりますね。可愛そうと思うとこですが、致しかたないですね。駆け足で生活してる猫ちゃんです。
    毎日を大切に、愛情をもって付き合って欲しいと思います。

【猫の行動】

 猫は群れを作って行動する動物では有りません。
単独行動をし、行動エリアはさほど広くは取りません。これも本能の一つです。

【自然界で猫の生存率が低い事が伺える事①】

 猫は非常に警戒心、自衛心、防衛心が異常とも思える程高い動物です。これも自然界での生き残り、天敵の多い弱い動物で有った事を感じさせられます。

 

その現われ(1)

他の哺乳動物に無い生殖能力があります。子孫を残すことが難しい動物こそ、この様な生体になったと思えます。犬は発情が起こり排卵日が決まっており、発情周期があります。ブリーディング環境下では大型犬ではほぼ年二回、小型犬では1回~2回。

 猫の発情は日照時間に関係が有り、発情しても排卵日は特定せず、発情期間も2週間ぐらい有り、その間交尾が無いと、2.3日後からまた発情を繰り返します。やもすると一年中発情している事もあります。又、猫は交尾の刺激により排卵するという不思議な、確実に受胎、子孫を残そうとする体になっています。

 

その現われ(2)

ブリーディング環境下では出産後、約30日 まだ授乳中、それでも子孫を残そうと発情をします。

【自然界で猫の生存率が低い事が伺える事②】

 野良猫の観察で生存率が低い事を感じた事、又非常に神経を使う動物だと感じ取れる行動が観察上に有ります。

 

 野良猫も家猫も本能は同じです。野良猫は自分の一番住み心地の良い場所を拠点とし行動し、出産も人目に付かない行動エリア内で最善な場所(食の確保ができる、天敵への恐怖がおよそ無い)と感じた所で出産します。決して栄養状態が良いわけでは有りません。およそ1週間ぐらいは食事も捕らずひたすら子猫の世話をし、その後空腹を満たす為、又、沢山の母乳を出す為、食べ物をさがす行動をします。殆どの猫は飼育過程の中、1度別の場所へお引っ越しをすると言われていますが、これも天敵に、存在を知られたくない、我が子を守る為の行動となります。猫が穴掘りしてウンチを埋める、これも有る程度離れた所を選びウンチをします。同じ意味をもつ行動です。

 

 でも、野良猫の産まれた子猫の殆どは感染症で死亡してしまう事が多いです。この状態は人の目に触れず中々確認に至らないです。人は野良猫の歩く姿を見て”丈夫だな”と見て、感じている方が多いのではないでしょうか。微細な神経、ストレスを受けやすい動物、何がストレスになるか、なってるか、全てを判断するのは個体差も有り難しいと思います。

 

 家庭でペット飼育している猫も去勢避妊をしてない時、この本能は持っていると考えるべき事です。

【借りてきた猫】

 ”借りてきた猫”という言葉をご存知かと思います。これは正に猫の様を人にあてはめた表現です。明らかにストレスとなっている状態です。
 お子様が家では、わんぱくな、はつらつとした生活ぶりですが、他のご家庭に行くと、普段とはかけ離れた、驚くほどおとなしい、こんな事有りますね。この様な事を”借りてきた猫”と表現します。

 

 お迎えした猫の場合、育った場所の空気感と違う、見た事も無い風景、見知らぬご家族など敏感に感じ取り、恐くて怖くて、生涯最大なストレスを受け、同時にストレスによる免疫力の低下を引き起こします。

★この習性の現れと爪切り(1)

 質問の中で多いのが”爪を切らせてくれない”という事があります。”借りてきた猫”の状態を利用する事で爪切りがほぼできます。

 

お答、ご家庭の中で100%猫が出入りしていないお部屋、空間がありますか? そこに椅子(通常の高さ)、爪切りなど全て用意をして頂き、まごつきの無い様して、そこに猫を抱いて行き、椅子に座り(床面ではなく)、速やかに爪切りしてみて下さい。簡単に切れるはずです。短時間で済ませる様にしてください。

 

 これも猫が知らない空間に行き、恐さで頭の中が一杯の中、爪を切られている事に関心が無いうちに爪を切るという事です。

★猫の脱走と対応(2)

 室内飼いの猫も外に興味を持ちます。
脱走もこの表れですが、脱走時は興味本位で外に出るのですが、出た瞬間、空気感の違いを敏感に感じ、我に返り、一気に恐怖心が襲ってくる。その為、殆どの猫はその場でうずくまって身動きしないはずです。中には数時間うずくまっている事が多いです。

★ペットサロンでの出来事(3)

 トリマーさんから”大人しくいい子でした”と言われた事ありますよね。
これも、”借りてきた猫”状態を意味する事です。これもストレスを受けてると思いますね。知らない場所、知らない人、しらない他の動物の環境下に突然行く事になり、ただ恐怖心のみで、大人しくなっている”固まっている”と思って間違いありません。

【可愛がるという人の気持ちと行動】

 お迎えした子猫を、人が可愛がる行動の中に抱っこする、なでるという行為をしますね。この時、抱きあげられた子猫は恐さのあまり”固まって”身動きできない状態になります。飼い主様はこれを、撫でられて気持ちいいのだろうと勘違している事が多いと感じます。お勧めできません。

 

 迎えたばかりの子猫は知らない人(猫が認知していない)に毎日抱かれ、撫で繰りまわされる事は恐いだけで人の気持ちは全く受け止めてはくれません。これが毎日続くとなおさらです。過大なストレスとなります。これをトラウマと持った時、一番可愛がっていたご家族の方が、後に一番嫌われる結果となっている事もアンケートで判明出来ています。

 

 猫は延々と長~い時間をかけ確認行動をして徐々に距離を縮めて行く動物です。確認行動の中に居る時、近づいてきた猫を”やれ来たとばかりに捕まえ、抱き上げる”と また一歩、2歩後退してしまいます。猫が環境、飼い主様を認知するまで焦らず待ちましょう。沢山遊んであげましょう。必ず後に猫と飼い主様の良い関係が出来上がります。

【猫とストレス】

 web上でよく見かける中に猫とストレスは非常に関係深い事がお解り頂けると思います。ですがストレスとは非常に曖昧な表現で有り、これがストレスと決めつけられない物ですね、人の生活の中では”これは嫌だ”とはっきり表現できますが、それも人によっては別の受け止め方をしています。猫との生活の中で、人の主感で”私はストレスをかけない生活をさせている”と表現、発言していますが、感じているのは猫なんですね、人には全てを判断する事は難しいと思いますね。

 

 例えば、飼い猫一人では”つまらないだろう、友達を迎えよう”と思うのは飼い主様の判断ですね。お迎え当初はお互い(先住、新入り)想像を超えるストレスになっているかも知れませんね。又、”いつも同じ食事は飽きただろう”と考える事も多いと思いますが、猫は食べた事の無い物に警戒心と不安を感じる事が多いです。これも飼い主様の判断ですね。ストレスは受けてる猫のみ解る事と思います。飼い主様の配慮が必要です。

【猫とのコミ二ケーションと学習】

 猫も犬も学習出来る動物です。

猫にさせて欲しい事、沢山ありますね。ブラッシング、点眼薬を注す、抱かれるのを嫌がる、その他有りますね。全て焦らず学習させる事でさせてくれるようになります。

 

 まず、人の手を恐がらない様にする事から始めましょう。

手のひらの中央に今人気の有る”チュール”を少量塗って猫ちゃんになめさせる。これを何度も繰り返す。お腹の具合に影響の無い様配慮して下さい。舐めてる時、指先で喉の部分をコチョコチョする。クリアできたら次です。

 

 次は、舐めてる時、片方の手で撫でたりする。頭を軽くつかむ。これも一ずつ時間をかけて何処を触っても嫌がらなくなるまで繰り返しクリアして下さい。

 

 今度は舐めてる時、スリッカー、コームなどで一撫でする。最初から念入りにしない事です。全てのポイントは猫が嫌がる前に辞める事が良いです。

 

 この様に常に、猫が何かされた時、”良い事が有る”と学習させる事です。

【ペットショップ様の仕入れに対する考え方】

 ペットショップ様の仕入れに対する考え方と、ペット飼育者の要望の違い。

ペットショップ様は犬はなるべく小さい子(法律上、犬猫生後50日)を選択しますが、猫の仕入れについては日齢の浅い子猫よりも”しっかりとした子猫を”と購入していく傾向に有ります。やはり日齢の浅い子猫の仕入れには相当のリスクがある旨を解っているからです。

 

 一般購入者は”小さい子、小さい子”と、子猫を探し欲しがる事が多と思います。猫は小さければ小さいほど病気に対する感受性が高く有ります。犬と猫では全く違うという事です。

 

 当方では、希望者に2回目のワクチン後の引渡しをしています。